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ずっと傍に……
第25章 約束…
「どうしたんですか?」
「うん…」
どうしてかユキに甘えたかった。
ユキにギュっとして欲しくて私の方から抱き付いてギュっとする。
「楽しかったから…寂しくなりましたか?」
「…そうなのかな…でも、ユキの傍には帰ってきたかった…ユキと寝たかった」
「それはエッチがしたかったと???」
「違う違う!!そうじゃなくて…」
「じゃあ、しなくていいんですか?」
「えっ…それは…」
ただ一緒に眠りたかったのにユキは私をからかうように言う。
だけど、しなくていいの?と聞かれるとそうでもない…
「冗談ですよ。良いですよ。いつものように抱きしめて眠ってあげますよ。」
「抱きしめて眠るだけ?」
そう聞くと、ユキはクスッと笑ってキスをしてくれた。
ママの作ったポテサラを食べたばかりだからマヨネーズの味がした。
そのマヨネーズの味を感じながらユキとの長い夜が始まった。