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ずっと傍に……
第4章 少しの変化と…
だけど、がっちりと抱きしめられている今、どうすることも出来なかった。
何度も何度も、ワレメを往復させ、自分でも分かる程濡れていた。
心とは裏腹に、身体は反応するんだと初めて知った。
知ったところで何かが変わるわけでもない。

「もういいよね…大丈夫、今度はちゃんとゴムはつけるから」

大地くんは抱きしめている手を離してポケットにしまっていたゴムを取り出して私に見せる。
そのパッケージを破いて、自分のズボンのファスナーを降ろし始めた。
逃げるなら今しかないと思った私は、机の上に置いてあるバックを掴んで、大地くんめがけて叩きつけた。
ゴムをつけるのに必死だった大地くんはよろめき、大きな音を立てて机ごと床に転がった。
驚いて私を見上げても差し出す手はない。
私は鞄で前を隠しながら、その場から逃げ出した。
いつ追ってくるかも分からず、この学校から逃げ出したくて必死に廊下を走った。
何人かの生徒とすれ違っても、この姿を見られても構わらない。
ただ、大地くんに掴まりたくはなかった。

「きゃっ」

角を曲がった時に、誰かとぶつかって倒れそうになったが、倒れる寸前に腕を取られ誰とも知らない人の胸の中に引き寄せられた。
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