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ずっと傍に……
第27章 舞い降りる奇跡…
そうだ…
これは最初に会った夜に耳元で囁いてくれた言葉。
友紀也の死を受け入れられなくて、ユキに友紀也を重ねて狂った初めての夜…
ユキを友紀也に重ねながら、いつしかユキを見るようになっていた私。
「…ユキと…友紀也は違う…」
「一緒ですよ…これは友紀也から陽葵への誕生日プレゼントです…陽葵が生きて行けるように…生きる糧になるために…陽葵へのプレゼントですよ…受け取ってください」
ユキは部屋の電気を消して視覚を奪い、私を仰向けにした。
まだ暗闇に慣れていない私はユキの顔が見えない。
「愛しています…陽葵…」
ユキの言葉通り、声で友紀也を感じる。
それがユキの願いなのであれば、私はユキの思惑に乗り友紀也を感じた。
ユキの舌が身体を這いながら、硬くなった蕾に触れた。
そして舌で転がしながら、片方は指でピンとはじく。
「ンアッ…」
程良い快楽は私の口から甘美な音を奏でる。
いつもより、優しく大事に愛撫される身体は、ゆるやかな波に飲み込まれ始めようとする。
これは最初に会った夜に耳元で囁いてくれた言葉。
友紀也の死を受け入れられなくて、ユキに友紀也を重ねて狂った初めての夜…
ユキを友紀也に重ねながら、いつしかユキを見るようになっていた私。
「…ユキと…友紀也は違う…」
「一緒ですよ…これは友紀也から陽葵への誕生日プレゼントです…陽葵が生きて行けるように…生きる糧になるために…陽葵へのプレゼントですよ…受け取ってください」
ユキは部屋の電気を消して視覚を奪い、私を仰向けにした。
まだ暗闇に慣れていない私はユキの顔が見えない。
「愛しています…陽葵…」
ユキの言葉通り、声で友紀也を感じる。
それがユキの願いなのであれば、私はユキの思惑に乗り友紀也を感じた。
ユキの舌が身体を這いながら、硬くなった蕾に触れた。
そして舌で転がしながら、片方は指でピンとはじく。
「ンアッ…」
程良い快楽は私の口から甘美な音を奏でる。
いつもより、優しく大事に愛撫される身体は、ゆるやかな波に飲み込まれ始めようとする。