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ずっと傍に……
第4章 少しの変化と…
「もちろん好きですよ…陽葵…愛していますよ」

「っ…あいっ…愛してっ…?」

愛しているという言葉に動揺する。
愛しているとは好きより上の言葉…それを先生は私にくれたことに驚きと感動を覚える。

「私も先生のこと……愛してる…」

その言葉を口にすると、先生はくしゃりと顔を歪ませ微笑み唇が重なった。
触れるだけのキスでも、先生の愛情は伝わってくる気がする。
本当に、私は先生に愛されていると実感が出来た。

「…教師と生徒の立場…大っぴらに付き合えはしませんが…僕とつきあってくれませんか?」

唇が離れると、私の髪の毛を撫でながら、優しく聞く。
その問いに考えなくても答えは決まっている。

「はい…喜んで」

これ以外に答える言葉をしらない。
なんと言っても、先生の申し出に断る理由なんてひとつもない。
これは私が望んだことだから。
だから、禁断な恋でも、私はこの恋を手離したくない。
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