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ずっと傍に……
第4章 少しの変化と…
真っ直ぐな瞳で語りかける愛の言葉。
こんな素敵な愛の言葉を先生の口から聞けるなんて思っていなくて、うれしさのあまり涙が溢れてくる。

「泣かないで…泣かせたいわけじゃない…」

流れる涙を拭いて、その涙の痕にキスをする先生…

「うれしくて…先生が…そんな風に思っていてくれてるとは…」

「ずっと思っていましたよ。陽葵から好きだと言われるたびに僕も好きですと言いたかったんです。ですが教師と言う立場上…どうしても言えなかった…それが陽葵を傷つけることになってしまった…もっと早く想いを伝えていれば、陽葵が水無月くんとつきあうことも、酷いことをされることもなかった…許してくれますか?僕が教師という立場に固執したばかりに陽葵を傷つけてしまったことを…」

「その言葉だけでも…その言葉だけで…嫌な事全部忘れられる…先生…大好きっ!先生は?」

先生の想いがうれしくて、こんなにも想っていてくれたことがうれしくて、そして言葉ではっきりと聞きたかった。
これが夢でもないのだと確認したかった。
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