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ずっと傍に……
第5章 本当の幸せ…
それから私と先生の秘密の恋は始まった。
誰にもばれないように普段は普通の先生と生徒を演じる。
大地くんとはあれで全てが終わった。
話すらしていない。
何度か大地くんは私と話そうと教室に顔を見せても、千佳と咲が追い返してくれた。
大地くんに酷いことをされたと知ると、なぐりに行くと熱くなる千佳を止めるのは一苦労だった。
それでも、その時に助けてくれたのが先生だと話すと、「結果オーライじゃない?」と先生と少し近づいたであろう距離を喜んでくれた。
それ以上の距離になったことは話していない…というか絶対に話せない。
これだけ心配かけたのに言えないのが辛いけど、先生との恋は誰にも知られるわけにはいかなかった。
それが親友のふたりにでも…
「先生、午後の準備にきました。」
いつものように午後の授業の手伝いに行くと先生は快く迎え入れてくれた。
「いつもご苦労様です。奥の部屋にプリントがありますからそれで」
先生の言葉に奥の準備室に入ると同時にふたりだけの時間は始まる。
誰にもばれないように普段は普通の先生と生徒を演じる。
大地くんとはあれで全てが終わった。
話すらしていない。
何度か大地くんは私と話そうと教室に顔を見せても、千佳と咲が追い返してくれた。
大地くんに酷いことをされたと知ると、なぐりに行くと熱くなる千佳を止めるのは一苦労だった。
それでも、その時に助けてくれたのが先生だと話すと、「結果オーライじゃない?」と先生と少し近づいたであろう距離を喜んでくれた。
それ以上の距離になったことは話していない…というか絶対に話せない。
これだけ心配かけたのに言えないのが辛いけど、先生との恋は誰にも知られるわけにはいかなかった。
それが親友のふたりにでも…
「先生、午後の準備にきました。」
いつものように午後の授業の手伝いに行くと先生は快く迎え入れてくれた。
「いつもご苦労様です。奥の部屋にプリントがありますからそれで」
先生の言葉に奥の準備室に入ると同時にふたりだけの時間は始まる。