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ずっと傍に……
第30章 助けて…
こんなものがまだ世の中に存在しているとは思わなかった。
多種多様化した家族構成の今、配慮にかける行事に疑問だけが残る。
それでもそれが学校の行事だと言われれば従うしかなくて、友也がいじめにあわないか心配でたまらない。
「ママ~。今日ママ来る?」
朝食を食べながら、小学1年生になった友也は嬉しそうに口を開いた。
「ママでごめんね」
「どうして謝るの?ボク、ママ大好きだからママが来てくれるのうれしいよ」
ニコニコしながら話しをする友也に救われる。
思春期になって父親がいないことで嫌な思いをするかもしれないと思ったけど、まさか小学1年でそんな場面がやってくるとは想像もしていなくて、プリントを持ってきた時には唖然とした。
父親参観
父親がいない家庭はどうしろというのか。
一応母親が来ても大丈夫ですと書いてあるけどメインは父親。
父親の中に母親が入ると返って目立つのではないかと悩み、担任の先生に電話してみたら3割は母親が来ると言うことで行くことに決めた。
けれど授業はドッチボール…
もう少し配慮をしてくれと思う。
多種多様化した家族構成の今、配慮にかける行事に疑問だけが残る。
それでもそれが学校の行事だと言われれば従うしかなくて、友也がいじめにあわないか心配でたまらない。
「ママ~。今日ママ来る?」
朝食を食べながら、小学1年生になった友也は嬉しそうに口を開いた。
「ママでごめんね」
「どうして謝るの?ボク、ママ大好きだからママが来てくれるのうれしいよ」
ニコニコしながら話しをする友也に救われる。
思春期になって父親がいないことで嫌な思いをするかもしれないと思ったけど、まさか小学1年でそんな場面がやってくるとは想像もしていなくて、プリントを持ってきた時には唖然とした。
父親参観
父親がいない家庭はどうしろというのか。
一応母親が来ても大丈夫ですと書いてあるけどメインは父親。
父親の中に母親が入ると返って目立つのではないかと悩み、担任の先生に電話してみたら3割は母親が来ると言うことで行くことに決めた。
けれど授業はドッチボール…
もう少し配慮をしてくれと思う。