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もう私、生徒じゃない
第8章 知らない場所で
ゴンゴンゴン
「何してるんですか!!!」
重い扉を叩きながら叫ぶと
中で人が動く気配がする。
そして、ふたたび扉を叩こうとした瞬間
解錠された音が聞こえ
乱暴に扉を開けたスーツの男が俺を
突き飛ばすようにして走って出て行った。
慌てて追いかけようとした視界の隅に
腕を拘束されて秘部を晒した彼女が見えた。
男は改札を抜けて曲がっていった。
走れば追えるかもしれないが、
優先すべきは彼女だ。
俺は彼女の元に駆けつけると
捲られたスカートを下ろし、
拘束に使われていたネクタイを解いた。
その間も彼女は、ずっと俺に怯えていた。
「何してるんですか!!!」
重い扉を叩きながら叫ぶと
中で人が動く気配がする。
そして、ふたたび扉を叩こうとした瞬間
解錠された音が聞こえ
乱暴に扉を開けたスーツの男が俺を
突き飛ばすようにして走って出て行った。
慌てて追いかけようとした視界の隅に
腕を拘束されて秘部を晒した彼女が見えた。
男は改札を抜けて曲がっていった。
走れば追えるかもしれないが、
優先すべきは彼女だ。
俺は彼女の元に駆けつけると
捲られたスカートを下ろし、
拘束に使われていたネクタイを解いた。
その間も彼女は、ずっと俺に怯えていた。