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会員制秘密趣向倶楽部 ~お好きなプレイを~
第4章 フィギュアプレイ
どんな趣向にも、理解はあるつもり。あまり痛いのは苦手だけど、お互いが良ければ偏見は無い。
今は私が王女様。彼は愚民。そんな世界観なら、すぐに没頭してしまう。
「あっ、ああっ、もっ、とぉっ」
彼がチュパチュパと音を立てて、乳首をしゃぶっている。
膝で立ったままだった私は、後ろに倒れ込んだ。柔らかいベッドのシーツが気持ち悦い。
「もっとして。おまえの好きにしていいのよ?」
「好きに……。は、はい。ミリナ様っ」
彼が覆いかぶさって来ると、また勃起しているのが解る。
私はドレスを着てミリナ様のつもりでいるけれど、顔は全く違う。アニメとはいえ、少しも似ている所は無い。
彼はそれでもいいのだろうか?
「ミリナ様っ」
乳首をしゃぶられ、そんな考えもどこかへ行ってしまう。
「んっ、はあんっ」
また口内で乳首を弄られ、自然と背中を反った。
「ああっ、はんっ、んんっ」
「ミリナ、様っ……。ミリナ様ぁっ」
時折乳首から離れる度、チュパっと音がする。
彼にとっては、本当に恋焦がれた相手。
「全部、脱がせてくれる?」
「えっ……。は、はいっ」
私は、その場にゆっくりと立ち上がる。彼も立ち上がり、残りの私のジッパーを降ろした。
ハラリとドレスが落ち、私は下着一枚。彼はその場に正座して、私の裸を眺めている。
「ミリナ様……。やっぱり、美しいです。凄く……。俺は、幸せ者です……」
私はベッドに横になった。
「全部、って言ったでしょう? まだ残ってるわよ?」
「全、部……」
彼は、私の下着を見ている。
「し、失礼、します……」
震える手が下着にかかり、脱がそうとするのを、腰を上げて手伝った。
下着を丁寧に畳むとベッドの隅に置き、彼の視線は私の股間に集中している。
「本物の、ミリナ様……」
彼は既に全裸。そして、さっきから勃起しっぱなし。
さっきは手で触れただけでイってしまったから、まだ挿入は無理だろう。そう考えて私はいきなり起き上がり、彼の性器を咥える。
「あっ、ミリナ様っ」
乳首をしゃぶったり全裸を見て慣れたのか、すぐに射精することは無かった。
喉の奥まで使って、全体を愛撫する。舌を動かすと、彼は体を震わせている。