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会員制秘密趣向倶楽部 ~お好きなプレイを~
第4章 フィギュアプレイ
「……今日の紹介者は、お父さんなんです」
父親が、息子のセックスに関わるなんて珍しい。
「アニメばっかりで、童貞なのを知られて……。でも、初めてはどうしてもミリナ様がよくて……」
一度溜息をついてから彼が続ける。
「お父さんの決めた、婚約者がいて。いずれ会社を継ぐ前に早く結婚して、孫の顔が見たいって……」
彼には彼なりの事情があったのか。資産家というのも、ただ楽に暮らせるだけではなさそうだ。
「だから……」
私は彼の唇に人差し指を当てた。
「一緒に、シャワーを浴びましょう?」
「シャワー……。は、はいっ」
疑似ミリナ様とヤったからといって、完全に彼の気持ちが晴れるわけではないだろう。でも少しでも楽にしてあげられたのなら、私も嬉しい。
「行きましょう? バスルームはどこ?」
「あっ、こっちです」
私達は広いバスルームで、お互いを洗い合った。
つづく