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第4章 変化

お尻にあたる彼の手



大きくて温かい彼の手を意識したとたん



中からジュワっと湧き出てくるのがわかった







私・・・



濡れてる…






『あっ・・・』

小さく漏れてしまった吐息に彼は気づいただろうか








そんなことを考えているうちに
彼が次の駅で降りていった





私はほてった身体を
彼の手の感触を掻き消すように再び資料を取り出した