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年の差なんて関係ない
第8章 休日
朝から彼に抱かれつづけ
ベッドから解放されたのはお昼近くなってからだった


二度目のシャワーは一緒に入りたがる彼をなんとかリビングに留めた


彼がシャワー中に食事の用意をする


簡単にオムライスとワカメスープ、サラダ♪


「良い匂い ご飯作ってくれたんだ!」


「簡単なものしかないけどどうぞ」


「めちゃくちゃお腹空いてたんだよね。そういえば昨日から明日香さんしか食べてないし」


「・・・・。」

ちゅっ…

「ありがとう いただきまーす」


誰かのために料理するなんて何年ぶりのことだろう・・・
男の人を部屋にいれたのも初めてだ


「今まで食べた中で一番おいしいよ」


「・・・ありがとう おかわりあるよ」


心がふわっと温かくなる 




食後のコーヒーを入れ彼の前に置く

「遅くなっちゃったけど 早見 柊、18歳。
よろしくね明日香さん! あっ そうだ番号交換しよ」



「私は夏井 明日香。29歳、でも今年で30歳。システム開発の仕事をしてるわ。柊くん、本当に私でいいのの・・・?」

 

「何言ってるの 明日香さんがいいんだよ!」


「ありがとう もう年齢は気にしないわ これからよろしくね。 そういえば・・・柊くん、どうして一人暮らしなの?」


「・・・俺の親、会社やっててさ。ほとんど家にいないんだ。父親は忙しすぎて家に帰ってこなくて、母親は父親から離れられない人だから。高校に近いマンションで一人暮らしってわけ。今度泊まりにおいで♪」



「困った事があったらいつでも言ってね!」


「子供じゃないんだから大丈夫だよ」


ピロっピロ・・・

「もしもしゆうちゃん、どうしたの? 今晩?うん。わかった。 じゃあ後で」


「ゆうちゃんって桜木?」

「うん。今晩飲みに行こうって・・・」

「了解!俺もこのあと用事あるから。明日いつもの電車で会おう」




彼が帰ってから部屋を片付け身支度を始める


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