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年の差なんて関係ない
第8章 休日
夕方、駅で待ち合わせしていつものBarに行く。

「それで? 早見くんとはうまくいったの?」


「うん。ゆうちゃん色々ありがとう。付き合うことにしたよ!彼の家の事も聞いた。ご両親が仕事で忙しくて一人暮らしだって」

「よかったわね! へぇーあの氷の王子がね」


「氷の王子?」

「そうよ。早見くんの学校での呼び名。来るもの拒まず去る者おわず。誰にも本気にならないって女子生徒たちが」


「・・・」

「明日香が王子の氷を溶かしたのかぁ♪それで?どうだったの昨日の夜は?もちろん連れて帰ったのよね?」


「えーっと・・・」
昨夜を思い出し真っ赤になる


「明日香、明日は髪おろしだ方がいいわよ」

「えっ?」


「キスマーク」

「きゃっ!」

首筋を手で隠す


「激しかったみいね。高校生の精力、ものすごいでしょ?最初は特に猿みたいで私も参ったわ・・・」

「うん・・・びっくり。おかげで腰が痛くて・・・ それに・・・彼、すごく慣れてて・・・」


「早見くん、経験多そうだもんね。よかった?」


「うん・・・照 今までのSexとは全然違って。好きな人とするのってすごく心も満たされるっていうか」



「そうだよね。よかったね明日香!」




その日、めずらすくゆうちゃんと彼氏の話で盛り上がりいつもよりお酒がすすんだ。
ゆうちゃんと初めて恋愛の話をして嬉しかった。


来るもの拒まず去る者おわず・・・
彼の昔の彼女を想像して少しモヤモヤしたけどゆうちゃんには言わなかった


過去に嫉妬してしまう自分が嫌だった。

仕事には自信を持って強気な私も彼の前ではただの女で。

Sexの時に少し強引でいじわるな彼も魅力的だった・・・




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