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第9章 嫉妬

未だ放心状態の彼女を引き寄せキスをする

ちゅっ…

彼女の唇をこじ開け舌を絡ませる

ちゅっ…　
　　ちゅっ…　　


夢中でキスをし続け唇を離すと二人を透明な糸が繋いだ



「明日香さん　会いたかった」


「・・・・」
頬を涙がつたう・・・

「明日香さんっ？！」

「柊くんっ・・・さっき一緒にいた人って・・・？」

「一緒にいた人？？」


「柊くんっ、腕くんで歩いてた・・・」


「あぁあいつか。オヤジに押し付けられた秘書。結構迷惑してるんだよあいつには。無駄に乳を強調してくるし・・・まじ迷惑。」


「そうだったんだ・・・私、さっき見かけて悲しくなって　柊くんの彼女なのに自信がなくて・・仕事では男の人に負けないって思えるのに恋愛はまったくだめで」


「俺が好きなのは明日香さんだよ」


ぎゅっと彼女を抱きしめる

「さぁせっかくだから飯食べよ」

「うん！」