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異形疾病
第1章 症状
罹患すると性器が異常に肥大し、感度が発達して常に発情した状態になる不治の病が発生して約20年──。
患者と健常者の共存のための法整備が進み、社会の理解も広まったおかげで、患者の社会復帰もようやく当たり前の状況となりつつある。


症状は、まず外形の変異が挙げられる。
男性は睾丸、陰嚢が大玉の西瓜ほどに異常発達する。
陰茎は常に勃起状態で直径20~30cmほどの太さに肥大し、陰嚢および周辺の皮膚組織と上向きの状態で癒着する。
また、肛門は脱肛し、裏返って巨大ドーナツ状に発達する。
体外に出た腸壁は組織変異を起こして感度が発達する。

女性は大陰唇、小陰唇がともに異常発達する。周辺の皮膚組織と癒着しながら男性患者の陰嚢と見紛うほどに大きな西瓜大となり、巨大な膣口は正面から丸見えの状態でめくれた形に発達する。
陰核は、長さは男性患者の陰茎ほどではないものの直径は伍するほど肥大し、周辺の皮膚組織と癒着する。
肛門の変異は男性患者と同様である。

肥大化によって歩行に支障を来す。
重量もあって腰や股関節に負担がかかるため、強度があり伸縮性に優れた防水特殊素材で患者専用の衣服が開発された。
足先まで覆うもので商品分類上はタイツだが、通称スパッツと呼ばれている。
股上は長くみぞおちまであり、肥大した陰茎や陰核を覆って上部に引っかけ、紐で縛って施錠も可能な仕様である。
色は素材の特質上グレーのみだがサイズ展開は豊富で、すべての患者が愛用している。
患者の股間は常に濡れており、スパッツのグレーの色味がべっとりと変わっている。

消化器官も異常発達する。
大腸の容量が増し、健常者と比較して約4~5倍の糞便を溜め込むことが可能で、糞便の生成量も著しく増す。
加えて発情の影響で排泄の制御が困難なため、街中の至るところで患者の不意の脱糞場面に遭遇する。
道端や物陰で立ったままスパッツの中に大量に脱糞する様が日常的に見られ、時を選べず電車内など人混みで脱糞する場合も少なくない。
一度の脱糞には約15分かかり、その間患者は断続的なオーガズム状態である。

なお、糞便を街中に放置することは法律で禁止されている。
かつて大量の糞便が道端やトイレの便器から溢れた状態で発見される事態が多発し、患者差別に繋がる深刻な社会問題となったため、現在はスパッツ内に脱糞して自宅まで持ち帰ることが義務付けられている。
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