• テキストサイズ
君に恋する物語
第3章 穂高さんの運命の恋
ナンパ?
そう思われても結構です
だって君が好きだから
ってかそんなんどうでもいい

どうにかしたくて君に近づきたかった

それって悪い事?

いいや。
俺はそう思わない。
目の前に愛しい・・・君が居るんだよ?
どうしたら声をかけずにいられない?

君は痴漢の冤罪から僕を逃がしてくれたね?
君の容姿、全てが虜になった
ごめんね
僕の気持ちをどうすればいい?
恋愛には慣れてはいないよ
正直に君に言いたいよ

会社での僕の立場はね?

「独身。優しそう。高級取り・・・」

俺ね?
モテる方だと思う
見た目もそんなに悪くないほうだと思う
背も高いしね?
仕事出来るしね?
顔だって・・・
そりゃ・・・
正直に言おうか?

俺ってモテてると自惚れてた
ごめん
俺の見た目良く産んでくれた親感謝。って・・・思ってた
グルグルと回想が俺の頭を駆け巡った

まぁ?後から君の弟を見れば俺って不細工だったんだな・・・
とか?
君のタイプではなかったのかな?
とか・・・
弟が、君に似てイケメン過ぎて心折れたわ

ってかさ?
俺は彼女が好きなんだよ?
好きになってしまったんだよ?

なに?この手?
え?彼女に触ったの?は?
この汚い手が?
許せなくない?ってか・・・折っていいよね?
こんな親父の汚い手・・・折っていいよね?
なに抵抗してんの?
この薄汚い親父
俺は怒りに任せて彼女を汚した手を渾身の力で締め上げた

(俺がどんだけ思ってたか知ってんの?)
(俺がどんだけ彼女を探し続けたか知ってんの?)
(お前みたいな輩が!!簡単に!!興味本位で!!触っていいもんじゃないんだよ!!)

ここに俺が居て良かった
痴漢の冤罪から救ってくれた彼女を俺が救えて良かった

ストーカーと思われても!!
ストーカーと言われる行為をしてたんだと自負しても!!
今、この場で俺が居て良かった
良かった。んだよな?

だってこうして、震える君を助ける事が出来たんだから・・・
キリキリ掴むおっさんの腕は離さない
俺の・・・
妄想彼女のお尻を触ったおっさん

許せる訳がないだろ?

まずは名前
そして住所
経歴
会社に居られなくして、そして・・・社会的に抹殺・・・
うん!!
我ながら良い算段だ!!
よし!!
そうしよう!!ってか・・・
もうちょっと制裁を与えてもいいのかな?
とも思ってるよ
この汚い腐った手に!!


/64ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ