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あなたの性欲、全力サポート!
第3章 専属サポートに就任!?
「はぁ…」
誰もいない廊下でため息。
あれから数日後。
考えても考えても、考えがまとまらない。
月曜日まであと3日。
私一体どうしたら良いんだろう…。

「お悩み中みたいね」
振り向くと課長がいる。
「あ、はい…」
「今日、家へ泊まりに来ない?」
「課長の家に…ですか?」
「そう、女子会しない?」
「女子会?」
「あなたが納得できるまで話を聞くわ」
「で、でも…」
「この間みたいなことはしないわ。うち、完全防音じゃないから」
その言葉に、ほっと一安心。
「お言葉に甘えてお邪魔させてもらいます」

そうだ。
相談相手がいなかったから考えがまとまらないんだ。
課長に話聞いてもらって何か解決策を出さなきゃ。
課長なら専属サポーターとして何か良いアドバイスしてくれるはず。

「これコピーお願いね」
「はい」
今日は広報課でのサポート。
社内広報紙が出来上がったからコピーを頼まれたの。

「キミ、可愛いね」
「あ、ありがとうございます」
一応、愛想笑い。
「今日はキミをサポートに選ぼうかなって思ってたけど生理中じゃしょうがないか」
「すみません」
「また今度選ぶよ」
「はい。失礼します」
会釈をしてその場から離れる。
赤リボンしてて良かった。

「西條くん、今日、サポートお願いできるかな?」
声の方を見ると女性社員さんが西條くんにバッヂを渡してる。
「はい、お受けします」
「やった!シャワーしてから行くね。楽しみにしてるから」
西條くんを予約できた女性社員さんは嬉しそう。

「如月さん、久しぶり」
「あ、久しぶり…」
あれ以来西條くんと話すのは初めて。
「依頼来てる?」
「今、生理中で…」
「ホントだ」
リボンの色で気付く西條くん。
「お互い頑張ろうね」
「うん…」

頑張る…か。
サポート課の人はみんなどう言う理由でここに来てるんだろう。
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