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第3章 専属サポートに就任！？

「私服もキレイー！」
仕事が終わり、更衣室で私服に着替える私達。
愛さんの私服姿も美人！
「ありがとう、聖だって可愛いじゃない」
「わ、私なんて！愛さんに比べたら…」
「良い？聖。服装なんて人それぞれよ。私と聖が服装を入れ替えた場合を想像してみて」

服装を入れ替えたら…。
想像してみる。
私が愛さんの服を着たら年上に見られる。
愛さんが私の服を着たら子供っぽくなっちゃう。
変だな。

「服装は“比べる”じゃなくて個性。自分らしさを表現しなきゃ。流行を追いかけるだけだと、人のマネになっちゃうから、流行と自分を上手く取り入れて」
「なるほど、勉強になりました！」
「だから聖は今のままで良いのよ」
「はい」
愛さんはやっぱり素敵な女性だな。
だけど、もうあの絡みは勘弁だけど…。

「着替えたら行きましょ」
「あっ、待ってくださーい！」
慌てて愛さんのあとをついて行く。
「まだご飯には早いから聖の家行って必要な物を用意するのが先ね」

あ、そうだった。
愛さんの言葉で気付いた。
このまま行ってもパジャマや歯ブラシとか必要だった。

「これが私の車」
駐車場に着き、愛さんが言う。
「おぉ、外車！」
愛さんの車は外車だけど右ハンドルで真っ赤な色して愛さんにお似合いの車。