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第6章 新たな友情??
「大輔とはどこで知り合ったの?」
パフェを食べながらヒロさんが質問してくる。
「同じ会社で」
「ふーん。で、あなたいくつなの?」
「22ですけど」
「そのわりには色気のない体ね。そんな体で大輔は満足してるのかしら?」

うっ…!
パフェを食べる手が止まる。
それを言われると私も返事が困る。
「あ、あの、ヒロさんの職業って?」
話題を変えよう!
「サラリーマンよ」
「サラリーマン!?」
服装や趣味からして、お水と思ってた!
「じゃ、普段は…?」
「スーツ着て仕事行ってるわ」
男性バージョン?のヒロさん、想像できないー!

「あなた、男の私を想像してるでしょ?」
「全然…想像できないです」
「そうでしょうね、私がこんなに美人だから」
自分でそれ言うことですか?
「男の私も女子社員からモテるのよ」
「だったら大輔さんにこだわらなくても…」
「私には大輔しかいないの!」

ヒロさんのこだわりが分からない。
幼なじみと言う長い付き合い。
きっと、私には分からない何かがあるんだろうな。
そんなことを考えながらパフェを食べる。

「いろんな大輔さんを知ってるヒロさんがうらやましいです」
「そうね。でも、あなたといる時の大輔は私には分からない」
寂しそうな表情のヒロさん。
「女として大輔と一緒にいられないのは分かってる。だから大輔と付き合うのは私が認めた相手じゃなきゃイヤなの」
やっぱり私、ヒロさんに嫌われてるのかな…。
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