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きっとんの愛ある短編集
第1章 第一章 強引な彼にとらわれて

「あー今日も疲れたぁ。早く帰ろ」
今日も今日とて残業をしている富田美奈。
すでにフロアの大部分は消灯され、誰も残ってない。
美奈が今日も最後かと思いながら帰り支度をしていると、
「お疲れ様です、富田センパイ」
隣の部署の新人・高崎圭吾が爽やかな笑顔で声をかけてきた。
「あら、高崎君もまだ残ってたの?」
急に真面目な面持ちで
「センパイに話があって、、、」
「?」
「僕と付き合ってくれません?」
「え、急にどうしたの?」
「以前からセンパイのこと気になっていたんです」
部署内でも人気の高い高崎君にそんな風に思われていたなんて驚きを隠せない。
「気持ちはありがたいけど、、、ちょっと考えさせてもらえないかな、、、」
「センパイに考える余地なんてあるんですか?これ、センパイと不知火課長ですよね?」
スマホには私と課長がキスしているような画像が映し出されていた
「ばらされたくなければ僕と付き合ってくださいよ」
「なにこの写真?こんなのいつ、、、? あっ、これは違うわ。それに高崎君、これは立派な脅迫よ」
「でも、センパイのこれは立派な不倫ですよね。」
「ち、違うわ、誤解よ。これは課長が私の顔についていたまつげをとってくれたのよ」
実際に完全な誤解であったが、このアングルからみるとキスしているようにも見える。
「そんなこと聞いていませんよ、センパイ。別に言うこと聞かなくても良いんですよ? ただこの画像を間違って社内メールで送信してしまうかもしれませんけど、、、」
「わ、わかったわ。高崎君の望む通りにするわ。」
明らかな誤解とは言え、それを証明することはできないし、何より憧れの課長に迷惑をかけることもできなかった。
「じゃあさっそくですが、僕の家に行きましょうか。」
「そんな急に?! 無理に決まっているでしょう。」
「僕はここでしても良いんですけど、、、家かオフィスか、センパイに選ばせてあげますよ?」
爽やかな笑顔とは裏腹なギラギラした瞳に彼の本気を感じた。
「わ、わかったわ、、、」
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