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再会 ∽∝∽初恋は実らず?∽∝∽
第4章 絶対安静
ソファーに横になりうたた寝する。木田さんの容態が落ち着くまで深く眠れなかったから…
一瞬、彼女の、霞が森を弾むように歩く姿が浮かんだような気がしたが、一気に深く眠った。
誰かに呼ばれているような気がして目覚めると、木田さんが僕を呼んでいた。
慌てていけばトイレのようで、彼女を支えて起こし、点滴袋を僕が持ち、彼女に僕の肩を掴まらせて歩いた。
用を終えた木田さんが、少し起きていたいと言うので、リビングのソファーに腰掛けさせ、毛布を掛けてやった。
そして、そのままキッチンに立ちお粥を作ることにした。