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再会 ∽∝∽初恋は実らず?∽∝∽
第5章 雨粒
「ごちそうさまでした。これからは後片付けだけでも手伝わせてください。」
「はい、ただ、点滴針のところに気をつけなければなので、では拭くのを手伝っていただけますか?」
「はい。」
こうして篠宮さんとキッチンに入る。1人暮らしの割には、キッチンやバスルームなど、たっぷりとスペースがとられていて機能的だ。
篠宮さんが仕事に限らず日々の生活を大切にしているからだとうかがえる。
だから、二人でキッチンに立っても、十分に動けた。
「木田さんはコーヒーをお飲みになりますか?」
「はい。」