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痴漢野郎 スペシャル
第4章 辱められた成人式
今回もそうだった。

こんなにしっかりおめかしした状態で痴漢されるのは、
内心では嫌だったに違いあるまい。

でも、諦めきった彼女は、ほとんど抵抗もせず、
俺の手に身を任せてしまったのだった。

ヘタに、無駄に抗うのではなく、
俺の方から痴漢を止めてくれるのを待っているのである。

だから、あとはもう、俺のペースで痴漢しても大丈夫なのであり、
彼女の振袖の前の方へ手を回した俺は、
ちょうど股間あたりの裾をいじり始めたのだった。

きれいに重なっていた左右の裾を掻き分けだしたのだ。

可哀想に、せっかく完全に着こなしていた振袖を、
今、彼女は、電車の中で、ほどかれているのである。

俺は、振袖の裾を左右にぐいぐいと開いていった。

彼女の着物ははだけていき、長襦袢もめくられて、
とうとう、素足が露出してしまったのだった。

足だけではない。
太ももの上のパンティまでもが丸見えになってしまったのだ。

振袖の着付けは、すっかり台無しである。

彼女の自力だけでは、もう元のようには戻せないかもしれない。

このあと、この子は、こんなだらけた着物姿で居続けるしかないのかと思うと、
ちょっと、俺も笑えてきたのだった。

彼女も、心の中では弱っていたらしく、
その不安な思いが、足をモジモジさせる形で、
俺の手にも伝わってきた。

体だけではなく、彼女の気持ちまでもが、俺のされるがままなのである。
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