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痴漢野郎 スペシャル
第5章 就職祝い
一方の彼女の方は、
すっかり、俺の事も痴漢の忌まわしい記憶も忘れていた事であろう。

彼女は、これまでと同じように、
電車の扉付近で、一人で、
座席の方を向きながら、その仕切り棒に寄りかかっていたのだった。

尻を俺の方に突き出していて、
まさに、触ってくれと言わんばかりの姿勢なのだ。

髪は後頭部にポニーテール風に束ねていて、
服装は上下どちらも黒のブラウスとスカートで、
落ち着いた大人の雰囲気を醸し出していた。

彼女は、確か、2年前に成人式に出席している。

恐らく、大学の方も卒業したばかりらしく、
彼女も、今は社会人に成り立てなのだ。

今日の仕事を終えて、これから自宅に帰るところなのかもしれない。

そんな事をいろいろと想像していると、
成長した彼女のことを、俺はますます痴漢したくなってきたのだった。

彼女は、また一段と背も伸び、大人の体になっていたようだ。

俺は、そんな変貌した彼女を、ばっちり味見させてもらう事にしたのである。
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