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痴漢野郎 スペシャル
第1章 淫らな通学電車

「やめてやめて、って言われてもね、
君みたいなのが一番痴漢に狙いやすいんだよ。
ほとんど抵抗もしないしね」

はっきりと俺にそう指摘されて、
彼女も鋭いショックを受けたはずである。

加えて、股間を悶えさせていた刺激が、全身をも痺れさせ始めたようだ。

彼女の泣きそうだった顔は、
いつしか目をつぶって、朦朧とした表情にと変わっていった。

口数が減った代わりに、息も荒くなりだしている。

彼女は、恍惚とした発情状態へと移行し始めたのだ。

それどころか、
俺にしつこく撫でられていたパンティも、ビチャビチャと音を立てだしたのだった。

「おや。どういう事だい。染みてきたよ。ほら、染みてきた」

俺は嘲笑いながら、彼女に伝えてやった。

彼女のアソコが、見事に濡れてきたのである。

「お母さんに怒られちゃうね。こんなところでパンツを汚したら」

「い、いやぁ」

と、彼女が、虚ろな表情のまま、恥ずかしがった。

「どう言う事なんだい、これは?
これは感じてるって事なんじゃないのかい?」

俺は言葉で追い討ちをかけた。

彼女は、恥じらいから、よけい興奮し、欲情してしまったはずである。

よろついた彼女が、思わず床に座りかけた。
立っているのがやっとのほど、足も痺れているのだろう。

ここまで体が熱くなったのは、はじめてだったのかもしれない。
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