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痴漢野郎 スペシャル
第7章 ふろく
俺たち三人は、他の乗客をかき分けて、その女子高生のそばへと忍び寄っていった。そして、三人で、彼女の周囲をしっかりと囲んでしまったのである。
俺たちが寄って来た時点で、彼女は、顔に不安そうな色をよぎらせていた。しかし、俺たちに包囲されてしまっても、こうして逃げ道を失った後でも、動こうとはしなかったのだ。善良な性格ゆえ、俺たちに気を遣ってしまい、ここで逃げたりしたら、俺たちを不快にしてしまうとでも考えたのであろう。
まさに、この子は、痴漢してみるには最高の適材みたいなのだ。
俺たちに囲まれてしまった彼女は、どうしていいか分からず、おとなしく、うつむき続けていた。口元をギュッとつぐんで、両手で持った自分の学生カバンをただジッと見つめ続けている。迫ってきた俺たちの事を、必死に無視して、平静を装おうとしている感じなのだ。
それをいい事に、俺たちも、さっそく痴漢行為を開始したのだった。
俺は、彼女の背後に手を回した。そのまま、スカート越しに、彼女のお尻を触ってみたのである。俺の手のひらには、コシのある肉の触り心地が広がった。若い女の子の健康なお尻の感触なのだ。
しかし、こんな風に体を触られても、身を縮こませて立っている彼女は、逃げようともせず、体をずらそうともしなかった。気が小さくて、人の良い彼女は、どうやら、今自分が痴漢されていると信じたくないらしく、たまたま俺の手がお尻に当たってしまっただけ、という解釈で済まそうとしているみたいなのである。
俺たちが寄って来た時点で、彼女は、顔に不安そうな色をよぎらせていた。しかし、俺たちに包囲されてしまっても、こうして逃げ道を失った後でも、動こうとはしなかったのだ。善良な性格ゆえ、俺たちに気を遣ってしまい、ここで逃げたりしたら、俺たちを不快にしてしまうとでも考えたのであろう。
まさに、この子は、痴漢してみるには最高の適材みたいなのだ。
俺たちに囲まれてしまった彼女は、どうしていいか分からず、おとなしく、うつむき続けていた。口元をギュッとつぐんで、両手で持った自分の学生カバンをただジッと見つめ続けている。迫ってきた俺たちの事を、必死に無視して、平静を装おうとしている感じなのだ。
それをいい事に、俺たちも、さっそく痴漢行為を開始したのだった。
俺は、彼女の背後に手を回した。そのまま、スカート越しに、彼女のお尻を触ってみたのである。俺の手のひらには、コシのある肉の触り心地が広がった。若い女の子の健康なお尻の感触なのだ。
しかし、こんな風に体を触られても、身を縮こませて立っている彼女は、逃げようともせず、体をずらそうともしなかった。気が小さくて、人の良い彼女は、どうやら、今自分が痴漢されていると信じたくないらしく、たまたま俺の手がお尻に当たってしまっただけ、という解釈で済まそうとしているみたいなのである。