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第7章 ふろく

　それでも、これだけ派手な事を仕掛けられたら、彼女も、それなりに真剣に手向かい出した。今までは彼女はカバンをぎっちり握っていたのだが、ようやく、そこから手を離して、俺たちの元へと向けたのだ。俺たちの手に自分の手を当てて、押し返そうとしだしたのである。
　でも、彼女の手には、ほとんど力が入っていなかった。か弱い女の子だからと言うよりも、気の弱い子だから、本気で他人とやりあう事ができなかったみたいなのだ。こうやって、態度を示すだけで、自分の嫌がっている気持ちを分かってもらえないだろうか、と考えていたみたいなのである。
　当然、俺たちは、そんなパフォーマンスだけの懇願などは聞き入れたりはしないのだ。
　彼女の手の妨害を振り切って、とうとう、俺は、自分の手を、彼女の胸元にまで侵入させた。
　彼女のセーラー服も、胸部の辺りまでめくれ上がってしまい、彼女のピンク色のブラジャーもチラチラと傍から見えてしまっていた。
　俺は、一気に、そのブラジャーの内側に、自分の手の先を突っ込んだのである。