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管理人平沼
第9章 五月病
 受験勉強を経て、ようやく得た大学進学。しかし、その生活はあまりに空虚で平凡だった。そんな時に出会ったのが、優しくて、男らしくて、ちょっとエッチな講師の平沼だった。
 ゴールデンウイークが終わった、平日の昼下がり、京子は平沼に誘われ、大学近くの美術館に行った。「休館」の看板を横にすぎ、脇にある通用口から入った。巨大な絵画の前に佇む京子は、何かを待ち望んでいるかのようだ。
 京子は両肩を掴まれて、体が一瞬強張った。背後から現れたのは平沼だった。
「京子君、よく来てくれたね。私は嬉しいよ。」
「いいえ、そんな。私も先生に会いたかったですよ。」
「知り合いがここの館長で、今日はここを借り切ったのだよ。」
 平沼はそう言うと、京子の胸元に手を伸ばし、ブラウスのボタンを一つ一つ外してゆく。京子は抵抗をしない。何かしらの刺激をこの尊敬する先生に求めていたのかもしれない。ブラウスを左右にはだけられ、ブラジャーだけを器用に抜き取られた。その手際よさに、
「先生」
 京子はほほを赤く染める。
「わしは年甲斐もなく、君のことが好きなのじゃ。」
 京子の上半身は薄手のブラウス一枚。気温がグングン上がるこの時期、寒さは感じず、むしろ、羞恥で体が火照りだした。ブラウスを閉じようとしても、平沼がそれを許さず、半裸の教え子を凝視した。
「ほほう、健康的な身体じゃないか。」
 平沼もその場で服を脱ぎ、上半身裸になると、教え子を抱きしめた。
「京子君。君が愛おしいよ。」

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