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ミナムブラザーズ
第1章 序章1 恭太郎という従兄

暖かな春の訪れと共に僕カン・ジフンは韓国から日本へと久々に降り立った。
2年ぶりの成田空港は相変わらずの人の多さで自分でいうのもなんだけど、アジア圏の人種が目立つなあと思いつつ荷物検査と入国審査を済ました。
従兄の岸本恭太郎が来てくれてた。
韓国では年上の兄貴的存在の相手を兄貴って意味で「ヒョン」って呼ぶ。
けど、ここは日本だから僕はこっちに向かって長い手を高くあげて振ってくれてるヒョンに向かって
「恭太郎さん❗️」と声を掛けた。
2年ぶりの成田空港は相変わらずの人の多さで自分でいうのもなんだけど、アジア圏の人種が目立つなあと思いつつ荷物検査と入国審査を済ました。
従兄の岸本恭太郎が来てくれてた。
韓国では年上の兄貴的存在の相手を兄貴って意味で「ヒョン」って呼ぶ。
けど、ここは日本だから僕はこっちに向かって長い手を高くあげて振ってくれてるヒョンに向かって
「恭太郎さん❗️」と声を掛けた。

