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抱かれる日々
第6章 花言葉は"孤独"

だけど明日だと聞いていたのに予定が違う。
「こちらは?」
「わたくしこちらでメイドをやっております優美です」
あたしは誰かがバレたくないために苗字だけは絶対語らない。
すると優輝様が何故かあたしの頬に手を添える
「怪我してる」
丁寧に振り払う
「なんともございませんお部屋へお連れします。」
「なんでそんな無表情なんだ?」
今度は鉱輝様だ
やっぱり性格は真逆のようだ..口調のように。
「顔が自然には変わってくれないんです」
優輝様も鉱輝様ももちろん首をかしげている
あたしの顔は仮面同然だから自分で変えなければ変わらない。

