この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
抱かれる日々
第6章 花言葉は"孤独"

あたしは立ち上がり男性に頭を下げる
「くだらない話などして申し訳ございません」
「別にいいよ」
よく見るとあたしと同世代くらいで
少し怖そうだけどカラス色の髪をしたイケメンだ。
「鉱輝ー」
「あぁ?」
鉱輝と呼ぶ声に目の前の男性が返事をした。
鉱輝って...旦那様と奥様の息子の?
「失礼ですが西条 鉱輝様でしょうか」
「あぁ」
あたしは西条様の息子に変な話をしてしまった...。
「ご無礼失礼致しました」
「鉱輝置いてくなって」
「わりぃ」
きっと今、目の前に来た男性は鉱輝様の兄である優輝様だ。
優輝様は鉱輝様と違い優しそうな顔で茶色髪のイケメン。
2人の外見などは全く異なるけどやっぱり顔立ちの何処か似ている
例えば..大きく鋭い目。
イケメン兄弟なのだ。

