この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
抱かれる日々
第12章 籠の鳥


連れてこられたのは優輝様の部屋だ




あたしをベッドに座らせると
優輝様は救急箱を手に持ち隣に腰掛けた









「腕大丈夫..?」






あたしはあんな事をしていたのに何故優しくしてくれるの?










「もう..あたしには構わないでください」









一瞬手の動きが止まったけどやめずに手当てしてくれる





痛みなんかしない傷なんかどうって事ないのに..











「あんな事してる理由あるんでしょ?

前にも言ったけど自分の体を大切にしな?」







「出来ないんです。

あたしは生きるために
体を犠牲にしなければならないんです」








「体を犠牲にする前に感情まで犠牲にしてやる事?」











この人は何も分かってないんだよ


感情なんて持っていたら邪魔になるだけなんだから










「あたしはこの人生にもう迷いなんてありません」








「君がそうだとしてもこっちは黙っていられない」











"聞くな聞くな聞くな殺してしまえ"






キーンと頭に痛みが走る


何故あなたがそんな事を言うの?

あなた本当に誰なの?











「優美ちゃん?どうしたの?」








「..なんでもないです

いずれにしろ構わないでください」





/91ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ