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島人物語  
第8章 昌也の接触



いつからだったのか分からないけど・・・



両側と後ろは・・・皆仲間のようで・・・



一斉にクラクションを鳴らし・・



私たちがオロオロしているのを見て笑っていた・・。



「やだぁ・・なにこれっ・・!!・・取り敢えず・・逃げよ・・」


瑞江ちゃんは青になった途端車を発進・・・


「・・・・女だけでいると・・・こんな感じなのっ??この辺・・・」


私はドキドキしながら言った・・。


「米軍じゃないと思うけど・・・・たまに変な人たちいるから・・・はぁぁ・・・やだなぁーーどうしよう・・」



後ろを振り返ってみると・・・・



サンルーフから体を出し手を振ってる男の姿が見えた・・・。



・・・・・・。



これって・・・。



涼達が言ってた昌也って人は・・・関係ないよね・・・。



「・・・・何もされないよねっ・・・」


「・・・多分ーー・・ナンパかな・・・どうしようっ・・・逃げ切るような技術ないのにぃーー・・・」


私たちの小さな車は・・逃げる事もできず・・・囲まれながら進む・・・・



「これじゃぁ・・マンションにも入れないっ・・どこまで来る気だろうっ・・・」


・・・私はナビを見て・・・


「・・どっか逃げられないかな・・・・」



虚しく私のマンションはスルー・・・・





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