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島人物語
第8章 昌也の接触
結城said
なんだろう・・。
隣の車の人は窓を開けて何か言ってくるし・・・。
私と瑞枝ちゃんは怖くて小さな車の中で身を寄せ合って走行・・・・。
その時・・・私の携帯が鳴る・・・。
・・・・。
涼だった・・・。
『・・・・・・あ、もしもし??・・・結城っ??』
「涼ーーっ・・・」
『お前さ・・さっきマンションスルーしたろ??どうした??』
「なんか・・・3台の車に囲まれてて・・・逃げれないの・・・」
『・・・・瑞江ちゃん話せるかな???・・・』
・・・・・。
どうしよう・・・。
私は携帯を瑞枝ちゃんに渡し・・・・。
「・・・・もしもし??涼さん・・・??」
涼に・・・・
また迷惑をかけちゃうかもしれない・・・。
ギュッとスカートを握って瑞枝ちゃんの顔を見ていた。
「えっとーー・・今国道で・・・えっと・・もう直ぐ嘉手納の基地・・・・」
不安で胸がいっぱいになる・・・。
瑞枝ちゃんは私の方を見ながら・・・。
「あ・・・はい・・・じゃうるまの方で・・・はいっ!!」
そう言って私に携帯を渡してきた・・・。
????
「もしもし????」
『あーーー何してんだよ・・・おっぱいでも見せながら車乗ってたのかっ??(笑)』
「そんなんしてないよーー・・・」
『まぁいいや・・(笑)・・窓開けるな??・・何か言われても無視だ・・30分後に会おう(笑)』
・・・・涼・・・・・。