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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第30章 夏の出来事



俺がパラソルを立てていると海の家の方から慎吾さんが両手に食べ物を持って歩いて来た。


「あーーーっ!!慎吾ーーー(笑)遅い~ッ!!」

夏希さんがそう言って手を振ると慎吾さんは夏希さんの横にフルーツの盛り合わせを置き・・・。


顔を上げて美晴と俺を見た。


あ・・・、美晴慎吾さんと会うの久々か・・・・(笑)


美晴は少し照れたような顔をして一回俺の顔を見て・・・

慎吾さんの方を見ると・・・・。


「言わないでごめんね・・・龍と仲良いって知らなくって・・・/////」


そう言って俺の腕を掴んだ。


「ガハハッ!!(笑)・・・お前が元気そうでよかったよ!!龍なら安心だし・・・、何かあったら俺等にも相談しろよ?」


慎吾さんは大きな口を開けて笑い・・美晴も安心したように笑って俺の腕にくっ付き笑った・・・。


「龍、・・・お前休憩でいいよ?(笑)俺は夏希連れて海いってくっから!!」

そう言って立ち上がり夏希さんと一緒に海の方に歩いて行った。



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