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つらい恋なんか投げ捨ててやる
第2章 ありふれた恋のありふれた顛末
今この家にはわたしたち以外、誰もいない。すらっとした綺麗な奥さまも可愛い娘さんもいないんだ。その事実がチクチクと全身をつついて、わたしは軽いショックと同時に妖しい慄きをお腹の奥に感じた。

だから応接間のソファーですぐ横に座った彼に、耳元で好きだと甘く囁かれて、その腕がわたしを抱きすくめた時も覚悟は出来ていた。

きつく抱かれながら、かわいい、好きだと何度も言われてソファーに押し倒された時も、抵抗らしい抵抗も見せずに、それどころか大きな喜びとわたしなんかでいいのかなという思いが交錯し、ただ成り行きに身を任せてじっとしていた。
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