この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私怨の宴 背徳の凌辱
第4章 美貌の妻までもが、悪魔の魔手に…
翌日の深夜零時、新宿歌舞伎町。根岸志桜里は、愛車のトヨタ・エスクァイアのハンドルから離した白い手を、緊張の硬直から解放するようにそっと撫で合せた。助手席のシートには夫から託された、組対五課の‘機密文書’の入ったマチつきの封筒が置かれている。夕方、夫のもとに連絡を入れた李愛臣はなんと、妻の志桜里を『運び屋』に指名したのだ。

『こちらも、サツのおめえより、交渉人としては綺麗な人妻のほうが安心できるからなあ』
恭平の周囲の者はすべて調べ上げているかのような粘着質な声音には、明らかに妻を性的な色目で見ている不敵かつ不気味な影も覚えた。だが、志桜里は二つ返事で運び屋を引き受けた。恭平からスマホを受け取ると、志桜里は果敢にも若い母親の気丈な声で憎むべき犯人を問い詰めた。
『ご指示通りにいたします。書類と引き換えに必ず娘を返してください!」
『ああ、必ず感動の母娘再会を果たさせてやるよ』

そんなやり取りを交わしたのが5時間ほど前のこと。妻として、母としての愛、そして義務を強く覚える志桜里だが、まだ31歳の若い女でもある。品よく羽織ったグレーのダウンコートの下で、オフホワイトのセーターの大きな二つの膨らみが極度の緊張と恐怖にドクンドクンと脈打ち、常日頃夫を虜にしてやまないDカップの乳房は、その鼓動に合わせて微かに震える。マスメディアへの露出もあり、硬派だが女優張りに美しい弁護士としても知られる才媛妻。だが、その成熟した妖艶さが滲む肉体にも、マフィアたちの毒牙が迫ってきていた…。
/40ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ