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第6章 君に熱視線ﾟ〜甘熟編〜

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「なえ…っ」

熱にうなされたように熱い囁き。

そんな言葉と共に晴樹の唇は苗の肌をついばむ。晴樹の手はまた苗の膨らみに包むように触れると晴樹はそこへ顔を落とした──

「苗…すごい温かい…」

「あうっ……にっ…いさ…」

時に熱い呼吸を吐き、急くように口に含んでは舌を鳴らす。

胸元に吸い付きながら晴樹は苗の顔を見上げると、漏れる声を庇うように自分の口を押さえていた苗の手を退かせた。

晴樹の動き一つ一つに反応を反す苗の声は一瞬足りとも聴き逃せない。乱れていく呼吸も何もかもが苗の初めての経験で、その声を上げさせている相手こそが自分なのだと晴樹は胸に刻む。

バスルームの脱衣所で絡み合うように愛撫をしながら晴樹自身も全てを脱ぎさっていた──

「うわ……っ…」

「うわってなんだ…」

苗は目の前で直立した晴樹のモノを見て怯えていた…

三つ子達のカワイイモノと全然違う──


苗は思わず祈るように目をきつく閉じる。晴樹はそんな苗の手を掴んだ。

「ひぃっ──」

「………」

晴樹のブツを見てから苗は極端に怯えた声を上げ始める。