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従妹と、離れで過ごす夏
第2章 従妹の、思わぬエロ攻勢
さて、ゆみちゃんはこのとき、どうしていたか。ちょっと覗いてみよう。

ゆみちゃんの部屋は、離れにある。
その部屋には、ゆみちゃんのベッドのほかに、きょう新たに僕のベッドも運び込まれ、部屋がベッドでいっぱいになっている。
そのベッドの上、ゆみちゃん側の辺りで、ちいちゃなカラダを横たえていた、ゆみちゃん。

ゆみちゃんは、パジャマを着ていた。
全体に薄いピンク色の、女の子らしいかわいいパジャマ。
ゆみちゃんは、仰向け状態で、顔を真っ赤にしてあらぬほうをじっと見つめていた。
そして、ゆみちゃんの右手は、手首から先がパジャマの下の中に差し込まれ、その指先は股間付近をもぞもぞ、もぞもぞ、とまさぐっていた。
「ヨリくん~~~♡ヨリくん~~~♡ヨリくん~~~~~~~♡」
ときおりゆみちゃんは、声を絞り出すように、しかしとても小さな声で愛する男子の名前を口にしていた。
「ヨリくん~~~♡好き~~~~~~ッ♡」
そう叫ぶと、ゆみちゃんはすぐに本音を口にした。
「あたしのカラダをエッチエロエロまみれに、してええええ~~~~ッ♡」

やがて、ゆみちゃんの妄想世界で何かあったらしく、ゆみちゃんの顔が天国を見ているような表情になった。
そんなこんなで、僕が母屋で映画を見たり入浴している間は、ゆみちゃんは夢の世界に浸りきっていて時間の感覚を失っていた。
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