この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
早く気づいて欲しかった
第2章 偶然・・・
凛side
今日は美香と放課後デート♡
前から美香が気になっていたという占いカフェに。
放課後、隣の駅まで移動し電車を降りた。
あまり使わないこの駅はスナックやホテルが何軒も
立ち並ぶ。
「こんなところのカフェなんてあるの?」
「なんでも一見わかりづらい場所にあるらしいんだけどすごくあたるって有名らしいよ!友達に地図貰ってきたから大丈夫♪行くよ凛っ!」
張り切る美香の後ろについて歩き始めた時・・・
「ねぇっ!あれって隼人じゃない?」
美香が指さす通りの向こうに隼人がいた。
その隣には・・・
隼人に腕を絡め歩く綺麗な女の子。
二人はすぐ側のホテルへと入っていった。
「・・・・・。」
「隼人もやるぅ♪ ってか彼女いたんだね!凛知ってた?」
隼人に彼女?
聞いてない。
隼人はモテるけど特定の子と付き合ってるのは見た事がなかった。
だっていつも一緒にいるのは私だったから・・・。
「凛? 聞いてるっ?」
「あっ! ごめん。行こう美香♪」
この時のモヤモヤした気持ちに気づくのはしばらくたってからの事だった。
あの時。
もっと早くに気づいていたら・・・。
今日は美香と放課後デート♡
前から美香が気になっていたという占いカフェに。
放課後、隣の駅まで移動し電車を降りた。
あまり使わないこの駅はスナックやホテルが何軒も
立ち並ぶ。
「こんなところのカフェなんてあるの?」
「なんでも一見わかりづらい場所にあるらしいんだけどすごくあたるって有名らしいよ!友達に地図貰ってきたから大丈夫♪行くよ凛っ!」
張り切る美香の後ろについて歩き始めた時・・・
「ねぇっ!あれって隼人じゃない?」
美香が指さす通りの向こうに隼人がいた。
その隣には・・・
隼人に腕を絡め歩く綺麗な女の子。
二人はすぐ側のホテルへと入っていった。
「・・・・・。」
「隼人もやるぅ♪ ってか彼女いたんだね!凛知ってた?」
隼人に彼女?
聞いてない。
隼人はモテるけど特定の子と付き合ってるのは見た事がなかった。
だっていつも一緒にいるのは私だったから・・・。
「凛? 聞いてるっ?」
「あっ! ごめん。行こう美香♪」
この時のモヤモヤした気持ちに気づくのはしばらくたってからの事だった。
あの時。
もっと早くに気づいていたら・・・。