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早く気づいて欲しかった
第3章 転機
凛と帰らなくなってから1週間。
校内では俺たちが別れたとか好き勝手に噂が広まった。
凛にいいよる男も現れるかもしれないと焦っていた。
「よっ 隼人!」
こいつは大河。高校からの付き合い。
すぐに意気投合し今に至る。
ただこいつにも凛への気持ちは言えていない。
「なんだ大河か・・・。」
「最近機嫌悪いなお前。女とやってないのか?」
「そんなんじゃねーよ!」
「なぁ・・・お前に折り入って話があるんだ。」
・・・・・?
「佐伯さんと付き合ってないんだろ?
俺・・・佐伯さんに告ってもいいかぁ?」
大河の一言に衝撃を受けた。
ダメだって言えばいいのか?
あいつは俺のだって言えばあきらめる?
でも・・・
「いいんじゃない?なんで俺に許可とるんだよ?
決めるのは凛だろ。」
俺の口から出たのはそんな言葉だった。
友達にすら言えなかった凛への気持ち。
この一言をどれほど後悔する事になるのだろうか。
まさか凛がOKするなんて。
校内では俺たちが別れたとか好き勝手に噂が広まった。
凛にいいよる男も現れるかもしれないと焦っていた。
「よっ 隼人!」
こいつは大河。高校からの付き合い。
すぐに意気投合し今に至る。
ただこいつにも凛への気持ちは言えていない。
「なんだ大河か・・・。」
「最近機嫌悪いなお前。女とやってないのか?」
「そんなんじゃねーよ!」
「なぁ・・・お前に折り入って話があるんだ。」
・・・・・?
「佐伯さんと付き合ってないんだろ?
俺・・・佐伯さんに告ってもいいかぁ?」
大河の一言に衝撃を受けた。
ダメだって言えばいいのか?
あいつは俺のだって言えばあきらめる?
でも・・・
「いいんじゃない?なんで俺に許可とるんだよ?
決めるのは凛だろ。」
俺の口から出たのはそんな言葉だった。
友達にすら言えなかった凛への気持ち。
この一言をどれほど後悔する事になるのだろうか。
まさか凛がOKするなんて。