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早く気づいて欲しかった
第3章 転機
凛side


隼人と別々に帰る様になってから何度か駅で隼人を見かけた。

いつも女の子に囲まれている。

それを眺めると心が締め付けられるような感じがした。


いけないいけないっ!兄離れ兄離れ!



寂しさを感じながらも自分の気持ちは兄を取られた妹だと信じていた。






そんな時・・・


いつも隼人といる大河くんに声をかけられた。
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