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早く気づいて欲しかった
第6章 遅ければ大切なものを失う
隼人side
朝、早めに家を出た。
凛が目を覚ます前に。
駅への道を歩いていると・・・
「美香っ お前何時からここにいるんだよ!」
「黙っていくつもり?
朝の5時からあんたを待ってたんだからコーヒーくらいおごりなさいよ!」
駅前のカフェに美香と入る。
「凛の事・・・本当にいいの?」
「何が?」
「好きなんでしょ? 何で言わないの?凛だってあんたのこと・・・」
「大切なんだ。誰よりも。
だから言えなかった・・・
今言ったらあいつが困るから。
大河もいいやつだし。
凛を困らせたくない。だから・・・
でも俺、2人を祝福できるだけいい男じゃないから。だから逃げる!」
「・・・・・。」
「ちゃんと笑って祝福できるようになったら。
その時は幼馴染として。あいつの顔みにくるよ!」
「隼人っ・・・」
「美香 あいつのこと頼むな!
これ、俺の新しい連絡先。
あいつに何かあったら連絡して。でも凛にはこの番号言わないで。俺も前のスマホは日本においてくから。
俺弱いから。凛と連絡とったら顔みたくなる・・・」
美香と別れて空港に向かった。
これでいいんだ。
朝、早めに家を出た。
凛が目を覚ます前に。
駅への道を歩いていると・・・
「美香っ お前何時からここにいるんだよ!」
「黙っていくつもり?
朝の5時からあんたを待ってたんだからコーヒーくらいおごりなさいよ!」
駅前のカフェに美香と入る。
「凛の事・・・本当にいいの?」
「何が?」
「好きなんでしょ? 何で言わないの?凛だってあんたのこと・・・」
「大切なんだ。誰よりも。
だから言えなかった・・・
今言ったらあいつが困るから。
大河もいいやつだし。
凛を困らせたくない。だから・・・
でも俺、2人を祝福できるだけいい男じゃないから。だから逃げる!」
「・・・・・。」
「ちゃんと笑って祝福できるようになったら。
その時は幼馴染として。あいつの顔みにくるよ!」
「隼人っ・・・」
「美香 あいつのこと頼むな!
これ、俺の新しい連絡先。
あいつに何かあったら連絡して。でも凛にはこの番号言わないで。俺も前のスマホは日本においてくから。
俺弱いから。凛と連絡とったら顔みたくなる・・・」
美香と別れて空港に向かった。
これでいいんだ。