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早く気づいて欲しかった
第9章 決意
凛side
最後まで優しい大河くん。
結局、別れの言葉を彼に言わせてしまった。
このままでいいの?
本当の気持ちを彼に伝えるべきなのでは?
「大河くん・・・聞いてくれる?」
「あぁ。凛ちゃんの気持ち。教えて。」
「私・・・大河くんのこと大好きだよ。本当に大河くんとならって思ってたの。でも・・・気づいてしまったの。私の心にいるもう1人の人。」
涙で言葉の続きを発せない・・・
そんな私にハンカチをそっと渡してくれる彼の優しさに更に涙が・・・
「間違ってたらごめん。その人って隼人でしょ?」
「うん。
最初は隼人の事、家族みたいな存在だと思ってたの。でも、隼人が居なくなってから日に日に何だか違うって。
私の心の中に隼人がいるの・・・。」
「あいつもバカだな。こんなかわいい子に思われてるのに側にいないなんて。連絡は?」
「電話もラインも繋がらないの・・・でも次に会えたらきちんと自分の気持ちを伝えようと思う。」
「わかったよ。応援するって今は言えないけど。凛ちゃんが笑顔になる事を願ってるから。」
「ありがとう。大河くん。」
大河くんはそういうと駅まで送ってくれた。
ありがとう。
大河くん。
あなたとのこと。
優しいあなただから私は後悔していない。
大河くんもいつか。
素敵な女の子に出会って幸せになりますように。
最後まで優しい大河くん。
結局、別れの言葉を彼に言わせてしまった。
このままでいいの?
本当の気持ちを彼に伝えるべきなのでは?
「大河くん・・・聞いてくれる?」
「あぁ。凛ちゃんの気持ち。教えて。」
「私・・・大河くんのこと大好きだよ。本当に大河くんとならって思ってたの。でも・・・気づいてしまったの。私の心にいるもう1人の人。」
涙で言葉の続きを発せない・・・
そんな私にハンカチをそっと渡してくれる彼の優しさに更に涙が・・・
「間違ってたらごめん。その人って隼人でしょ?」
「うん。
最初は隼人の事、家族みたいな存在だと思ってたの。でも、隼人が居なくなってから日に日に何だか違うって。
私の心の中に隼人がいるの・・・。」
「あいつもバカだな。こんなかわいい子に思われてるのに側にいないなんて。連絡は?」
「電話もラインも繋がらないの・・・でも次に会えたらきちんと自分の気持ちを伝えようと思う。」
「わかったよ。応援するって今は言えないけど。凛ちゃんが笑顔になる事を願ってるから。」
「ありがとう。大河くん。」
大河くんはそういうと駅まで送ってくれた。
ありがとう。
大河くん。
あなたとのこと。
優しいあなただから私は後悔していない。
大河くんもいつか。
素敵な女の子に出会って幸せになりますように。