この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第37章 幸せな日々とその奇跡まで



「とても痛かった場所ですけど、ソラ先輩の手が触れると心が落ち着くようになったんです。だからここは特別なんです」


過去に何度も叩かれて痛くて泣いた場所。


忘れられない痛みだけどそこから救い出してくれたのは今私の目の前にいる人だった。


この痛みが和らいだように、ソラ先輩の右手の痺れも和らいで欲しい……。



でももう痛くないはずなのにどうしてなのか涙が浮かんで目尻から落ちる。



「泣かないでよ。痺れはそのうち落ち着くから。……それともお爺さんのことをまだ気にしてるの?」

「ちっ、違います」


「心配しなくても大丈夫だよ。……奇跡は必ず起こると思うから」


「奇跡…ですか……」



柔らかな笑みを向けられてから目を閉じた私は頬に触れる優しい温かさを感じた。


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ