この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第45章 親と過去



「もちろん、幸せになってみせます」



「オレと出会ってくれて、大切なことを教えてくれて…ありがとう……」



「うん……」



ありがとう……。


颯太と付き合っていた頃の私が言っていた返事をして、そう言いたかったけど言葉を呑んだ。



飲みかけのミルクティーのように冷めてしまったら温まることはない。


でもこれからは元カレでも友達でもなく、新しい関係で再び仲を温めていくことができそうな気がした。



「はーあ、……やっと終わった。久しぶりにすげえ緊張した」


大きく息を吐いた颯太は肩の力を抜いて、握っていたコーヒーの缶をベンチの上に置いた。


「まさかオレまで失恋慰安旅行の主役になるとは思わなかったぞ」


「颯太が那砂さんと仲が良いのに私はびっくりしましたよ」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ