この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛



「今は俺のことをどう思ってる?」


「どうって……。私には家族がいますから」



「母親としてじゃなくて、ひとりの女としてどう思っているのかってことだよ。少しでも一緒にいてくれるってことは、悪いようには思ってないってことだよね」


耳の近くで聞こえてくる穏やかな声にドキドキする。



真っ白な雪が辺りにあるのも忘れてしまうほど、私を包んでくれている体は温かく感じた。


長い時間浸っていたいと思うほどに今でも心地良い。


でもそれと同時に浸っていてはいけないものだと分かっている。


体を放してもらうように動いた私は、塑羅緒さんと向き合ってからニッコリと笑う。



「……好きですよ。でも好きか、嫌いかって言った場合です。好きには色んな意味がありますから勘違いしないでくださいね」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ