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愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛



「緊張してる?前は脱がされてもこんな風に固まってなかったよね」


「今はあの頃とは違いますし……。大体、あなたが今脱がしている女は人妻なんですよ。少しは遠慮してください」



「ごめん……。風子はなんでもやましい前提で話すよね。でもね、あまりにも疑うようなことを言うと、そんなつもりがなくても男をそうさせてしまうよ?」


ブラウスのボタンを全て外されて開かれた後、座っていたソファに急に押し倒されて私の上に被さってくる塑羅緒さん。


目を大きく見開いて驚く私を支配するように見下ろしてくる。


その視線は怖いというよりも艶やかで、愛と刺激的な快感を教え込ませた身体を疼かせる。



「最初からこうするつもりで私を家に招き入れたんでしょ……?」


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