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愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛



「…………」


頷きたいのに頷いてはならない……。


葛藤して胸がいっぱいになってきた私は目を閉じて前に体を倒して塑羅緒さんに寄り掛かった。


きっと答えらえれないのが今の答え。



だけど、ずっと隠し続けてきた想いだけは孤独にしてしまった彼に知っていて欲しかった。



あなたのことを愛している、と……――――



「風子……」


名前を呼ばれてから顔を上げて見つめると目がピタリと合い、塑羅緒さんが私の両肩をそっと掴んでくる。



「愛してる……」


そしてその言葉を大切にするように囁いてからゆっくりと顔を近づけてきた。


心地良く聞こえる低い声と甘い眼差しに、突き放すための力を奪われた私はもう一度目を閉じる。


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