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愛おしいキミに極甘な林檎を
第52章 溺愛カレシと濃密な夜

「とかなんとか言って本当は撮っているんでしょ?別に嫌じゃないですよ。
私が歳を取ってピチピチじゃなくなった時に夜のオカズとして使って欲しいですし」
「ははっ、風子は面白いね。本当に撮ってないから見てもいいよ」
スマホを渡されてから動画が入っているアプリを見せてもらうと、本当に撮っていないようだった。
画像は今日撮ったサンタ姿の私の写真がずらりと並んでいる。
写真で自分の姿を確認すると前のように笑えているように見えた。
その中でも二人で写っているものを選んで勝手に壁紙に変えてソラ先輩に渡す。
「上手に撮れているものを壁紙にしておきました」
「ありがとう。どれどれ。……この写真の風子も可愛いけど、もっときわどい写真を選んで欲しかったな」
「放置しておいた時に他の人に見られたらどうするんですか。だからこれでいいんです」

